- どこの医療機関の処方箋でも調剤してもらえますか?
- どちらの医療機関の処方箋でも調剤いたします。かかりつけ薬局にしていただければ、在庫切れがないように事前にお薬をご用意しておきます。
- 処方せんには有効期限がありますか?
- 処方せんの有効期限は特別な指示がなければ発行日を含めて4日間となります。この4日間には祝日なども含まれる為、ゴールデンウィークや年末年始など連休の際はご注意ください。
- 処方せんを事前にFAXで送っても構いませんか?
- はい。FAXやスマホによる処方箋ネット受付サービスを使って事前に薬局へ送っていただければ、お薬の不足や待ち時間なくお薬をお渡しできます。
- お薬手帳とは何ですか?
- お薬手帳には、これまで飲んだお薬の履歴、アレルギーなどの大切な情報が書いてあります。同じお薬の重複投与を防いだり、飲み合わせの悪いお薬を飲んでしまうことや、体に合わないお薬を再度処方されることを回避したりすることができます。
- お薬手帳をどう活用すればいいですか?
- お薬手帳は、医療機関で医師に見せたり、薬局で薬剤師に見せたりすることで、ご自身の体調やお薬の服用状況などについてすばやく把握でき、治療に役立てられる大切な情報です。外出先で思わぬ怪我や体調不良に見舞われた場合や震災時など、おくすり手帳は適切な治療を施す手助けとなるでしょう。特に、持病をお持ちの方は万が一に備えて肌身離さず持ち歩くことが大切です。
- お薬手帳は薬局毎に必要ですか?
- 可能であれば1冊にまとめてください。お薬手帳は、何冊も持ってしまうと薬の履歴管理のメリットが出なくなってしまいます。どこの薬局で受け取ったおくすり手帳でもかまいませんが、情報を1冊にまとめることが大切です。
- クレジットカードは使えますか?
- 使えます。詳しくは便利なサービスをご覧ください。
- 残った薬を薬局に返せば返金してもらえますか?
- 一度お渡ししたお薬は他の患者様へ再利用はできませんので、特別な理由がない限り返品は受付できません。ただし、継続で飲んでいるお薬であれば、医師へ問い合わせを行い用量や投与日数を調節することで負担金を抑えることは可能です。
- ジェネリック医薬品とは何ですか?
- 先発医薬品と同等として厚生労働省に認められた医薬品です。新薬の開発には長い年月と莫大な費用が必要です。そのため、開発した企業には特許と再審査によって、原則20年、最大25年、その権利と利益が守られています。他の企業はこの特許権が存続する期間を過ぎれば開発が可能になります。これがジェネリック医薬品、正式には「後発医薬品」と呼ばれ、特許存続期間の終了した先発医薬品と同じ有効成分を使って作られた医薬品です。
- ジェネリック医薬品は先発品と同じですか?
- 有効成分、有効成分の量、効き目、安全性が同じお薬です。ジェネリック医薬品と先発医薬品で異なるのは、色、形、添加物などで、最新の製剤技術により、錠剤の大きさを小さくして飲みやすくするといった改良が加えられている場合もあります。
- もらっている薬を全部ジェネリック医薬品に変えられませんか?
- 処方されているすべての薬剤にジェネリック医薬品が発売されていれば可能です。ただし、ジェネリックが発売していない薬剤もあります。また、処方せんの記載内容が先発医薬品だったとしても、医師から「変更不可」と指示がある場合は変更ができません。もし医師から「変更不可」の指示がある場合、薬局では変更できませんので医師にジェネリック医薬品を希望する旨を伝えてください。
- 市販で売っているお薬は何を飲んでも平気ですか?
- 市販で販売しているお薬すべて誰が飲んでも安全というわけではありません。妊婦の方や授乳中の方、ある病気にかかっている方は飲めないなど、薬剤それぞれの注意事項があります。ご不安な場合は薬剤師へご相談ください。
- 薬剤師しか販売できない市販薬があるのはなぜですか?
- 副作用のリスクが高く、注意が必要なお薬があるからです。副作用などで日常生活に支障を来す程度の健康被害が生ずるおそれのある市販薬のうち、特に注意が必要なものは、分類上、要指導医薬品、第1類医薬品と呼ばれ、薬剤師から購入しなければなりません。第2、第3類医薬品は薬剤師または登録販売者により購入することが可能です。
- 市販の薬と病院でもらう薬は一緒に飲んでも大丈夫ですか?
- 病院でもらう薬でも市販薬と同成分のものもあります。また、相互作用がある薬剤もあります。市販薬を購入する際は注意事項をよく読んで、分からない場合は薬剤師へご相談ください。
- サプリメントはたくさん飲むほどいいですか?
- サプリメントも食品です。食べ過ぎると良くない食品があるように、サプリメントにもとりすぎると悪影響を及ぼすものもあります。また、サプリメント同士の相互作用や医薬品との相互作用にも注意が必要です。
- 副作用が出た場合は補償してもらえますか?
- 医療費などの給付が受けられる場合があります。医薬品を適正に使用したにも関わらず、入院や死亡といった、副作用による一定の健康被害が生じた場合には、「医薬品副作用被害救済制度」が適応され、医療費などの給付が受けられます。医薬品は、万全の注意を払ってもなお、副作用の発生を完全にゼロにすることはできません。
- 薬は冷蔵庫に入れておけばいいですか?
- 直射日光、高温、多湿を避けてお子さまの手の届かないところに置いてください。多くのお薬は室温保存ですが、中には「10℃以下の場所(冷蔵庫)に保管」「缶などの気密容器に保管」といった注意が必要なものもあります。湿気を避けるために冷蔵庫に保管すると、取り出したときの結露によって、かえって湿気を帯びてしまうことがあるので避けましょう。また、誤飲・誤用を避けるため、食品、農薬、殺虫剤、防虫剤などとは区別して保管し、他の容器に入れ替えないようにしましょう。
- 食間とは食事中のことですか?
- 食間とは食後の約2時間後に飲むことです。詳しくは薬について知ろうをご覧ください。
- 食前の薬を飲み忘れましたが、食後に飲んでも平気ですか?
- お薬によっては食後ではまったく効果を示さないものもあります。飲み忘れが多い場合は薬剤師へご相談ください。
- 錠剤が大きいので噛んで飲んでもいいですか?
- 問題ないものもあれば、噛むことで効果が弱まるお薬もあります。また噛むことで苦味が出てしまうお薬もあります。服薬が難しい場合は薬剤師へご相談ください。